2018年のOculus Connect5では大きな衝撃がありました。
プロジェクトコード「Santa Cruz」として進められていたスタンドアロン型6DoFヘッドセット&6DoFコントローラの詳細が明らかとなったのです。そしてその内容は多くの人の期待に応えるようなものでした。ネットにいろんな体験レポや感想が上がっていましたので、ここではそれをまとめたいと思います。
Oculus Quest情報まとめ
まずはOculus Questのスペックや価格、いつ発売するかなどの情報を見ていきましょう!こちらはOculus Quest公式のページです。
www.oculus.com
Oculus Connect 5でもあった通り、発売は2019年春で価格は399ドルです。安い!!!
そしてスペック的な詳細はMoguraVRですんくぼさんがまとめられている記事が非常にわかりやすいです!
ひとつめはコンパクトにポイントがまとまっている記事です。
ハイエンド一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」発表、399ドルで来春発売 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報
ポイントだと思うのは…
・全面4つのカメラでポジショントラッキング = Oculus Insight
・HMDも6DoFだし、コントローラーx2も6DoF
・解像度が片目1600×1440とこれまでのVRヘッドセットの中でも最高クラス
・リフレッシュレートは72Hz
・レンズの移動を調整するためのIPD調整機能搭載
・スピーカーを内蔵しているためヘッドホン不要
・Oculus Questはローンチタイトルとして50以上のソフトウェアを予定
・399ドルのモデルのストレージは64GB
・MRモードは発売時には非搭載
これだけみても非常にすごい!期待感が高まりますね!!!やはりスタンドアロンでこのスペックというのは本当に強みだと思います。Oculus Goが話題を呼んだ要員として、使いたいと思った瞬間に使えるという手軽さがありました。この手軽さを維持しながら6DoFというのは、Oculus Goで感動した人をさらなる感動へと導いてくれるに違いありません。
実際の感想
Oculus Connect 5で実機の体験があり、その感想もいろんなところで紹介されていたのでまとめていきます!
まず西田宗千佳さんのレポートです。
av.watch.impress.co.jp
2つゲームが紹介されているのですが、1つ目のテニスはTwitterでもよく見かけるのですが、
・かなり本格的に動きながらできる
・手軽にできる
この重要な2点をしっかり体験できるソフトのようです。
Twitter上でもかなり高評価のようです。
もうこれは本当のテニスだ。楽しすぎていつまでもやってられそう。
— ゆなゆな. @Vtuber ポンポン副部長 (@yunayuna64) 2018年9月27日
完全ワイヤレスなので自由に動ける。
これが399ドルで手に入るなんて凄すぎる未来#OC5 #OculusQuest #バーチャルで生きよう pic.twitter.com/it6WVxq8E9
Oculus Quest体験した!!!
— ばやしこ@9/25〜30 OC5 in San Jose (@bayashiko_r) 2018年9月27日
テニスの対戦モノだけど、ケーブル無し、ハンドトラッキングも全く問題なしで、本当に素晴らしかった!!!
スタンドアロンが間違いなくこれからのスタンダードになるんだろうなあと。
ただ一つの後悔は、全力でやり過ぎてロシア美女に完全勝利してしまったことだ...#OC5 pic.twitter.com/uleD2mWhdB
【徹底レポ】PC不要でハイエンドVR、しかも399ドル 衝撃のOculus Quest - Mogura VR https://t.co/Nco58dRugb #OculusQuest pic.twitter.com/YKLJJPj4Oe
— Mogura VR (@MoguraVR) 2018年9月28日
トラッキングもかなり正確なようで本当にテニスをしているようだという意見が多かったです!
そしてもう1つが「Dead and Buried」です。
これは実際のフィールドを動きながら6人で行うシューティングゲーム。
これまでもこのようなゲームはありましたが、重たいPCを背中に背負いながらのプレーでした。それに比べて圧倒的な手軽さのようです。
さらにiPadで実際のプレーしている世界をのぞきこめます!これはすごい!!これによって、プレーヤーだけではなく、見ている側も気軽にエンジョイできるようになると思います。
Twitterでの反響は…
Dead and Buried、バックパックすら背負わず一体型でマルチ対戦してるってのがやばい。これまでの常識ぶち壊してくる感じ pic.twitter.com/3EbVSHpGFl
— すんくぼ (@tyranusII) 2018年9月26日
Dead and buried の会場デモ。UE4のAR機能を使ってiPadで撮影してました #OC5 #UE4 pic.twitter.com/drNHlEifKy
— 新清士@よむネコ (@kiyoshi_shin) 2018年9月28日
I've talked up the merits of multiplayer free-roaming warehouse-scale VR a lot, esp @zerolatencyVR. But The Dead and Buried Arena at #OC5 shows how one can be liberated from needing backpack PCs and tracking beacons pic.twitter.com/rHTeiGKjp6
— Bryan Ma (@bryanbma) 2018年9月27日
本当に楽しそうですねー!ステップが軽い!!
これまでの常識を大きく覆して、夢物語だと思ってた世界に圧倒的に近づいている気がします!
さらなる詳細レポはまたしてもMoguraVRのすんくぼさんの記事が非常にわかりやすかったです!
www.moguravr.com
開発について
開発についても元Oculusの井口さんがいくつかツイートされていました。
Oculus Go→Questの移植はグラフィックは基本そのままでいいはずだが、操作系は異なるので組み直しが必要。
— Kenji Iguchi (@needle) 2018年9月27日
Rift→Questの移植は操作系やルールはそのままでいいが、画質はモバイルレベルに落とす必要あり。
元からRift/Go両対応で作ってるアプリの場合は、操作はRift・グラはGoのを使えばいけるはず。
画質はGoレベルでRiftのように移動できるというそういう感じですね!
詳細はこちらで語られているようです(←まだ見てない…)
そして最初はアプリの審査が厳しい模様…。しかし、これはデバイスの価格をかなり抑えてプラットフォームで利益を出すというスタイルを考えると、高品質のアプリを出すことが極めて重要なことだし仕方ないことですね!
RiftやGear VRのときも一番最初は結構審査厳しくて、申し訳ない事になってしまった事もありました。特にプラットフォーム立ち上げのタイミングのソフトはプラットフォームの色を決定するという事もあり、クオリティや作り込みに関して厳しくなりがちにならざるをえないというのはある…→
— Kenji Iguchi (@needle) 2018年9月28日
まとめ
やはりOculus Questはかなり高評価だし、プレイ動画をみても本当に楽しそうなのが伝わってきます!そしてこれが値段が5万円以下というのはかなり安いと思います。来春の発売日までにお金をためて複数個買いたいですね!みんなでやったほうが絶対楽しい!!!
そして、唯一の懸念事項は…日本での発売がいつか?ということです。
日本での発売はいつになるか、正確な情報はわかっていません…
しかし!
Oculus Goの日本での売れ行きが非常によかったとカーマックが言及していたようです!!!
つまり、日本では売れるって彼らは思ってるわけですよ!!!!!!!
いち早く日本で発売される可能性も十分あるのではないかと期待しております!
最後むだにテンションが上がってしまいましたが、Oculus Questは本当に楽しみなデバイスです!