「モチベーション革命」「ITビジネス原理」「ザ・プラットホーム」など
数々のベストセラーを生み出している尾原和啓さんの新刊、
「どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール」
マッキンゼー、グーグル、楽天などなど転職を数多く経験している筆者。
そんな筆者だからこそ書ける新しい時代の働き方がまとめられていました。
新時代の仕事術
インターネットが普及して時代の流れが早くなっている現代で
ほんとに大切にすべき働き方のポイントが盛りだくさん!
しかも具体的に尾原さんが実践されていることも
たくさん書かれていたのでとても実践的です!
とくに私が印象に残ったところをまとめます!
とにかくギブをするということ!
これからの時代に他の人から必要な情報をシェアしてもらうためには
とにかくまずは自分からシェアして行くことが重要だと言います。
ぼくは、「ギブ&テイク」ではなく、さらに一歩進めて、
「ギブギブギブギブギブ&ギブ」でちょうどいいと思っています。
テイクは?!とツッコミを入れたくなるところですが
これを実践しているからこそ、尾原さんはいろんな人から
自然とたくさんのテイクをもらっているのだなと感じました。
情報収拾の方法、「ググる」の一歩先
まずはグーグルで調べるのが基本!
それを実践している人は多いと思いますが、
「グーグルアラート」と「本のメートル買い」は
すごく参考になりました。
「グーグルアラート」の使い方はこちらの記事でまとめています!
ぜひ参考にしてください!!!
www.inoichan.com
本を大量に購入するのは学生の私には少し勇気がいるのですが…
たった1行が人生を変えてくれることだってあるわけで、
そう考えると、ずいぶん安い投資です。
なるほど!メートル買い実践します!
「自分事化」が人を動かす
これは尾原さんのリクルート時代の経験からきているもので、
圧倒的な当事者意識を持って仕事をするという事です。
今後のAIが発達する世界では「当事者意識」が重要なのです。
自分が火の玉のように熱くなっているから、
まわりの人にもその熱が移っていく。
いま増えているオンラインサロンもまさにそういう事ですね!
転職で自分の価値を見極める
この記事のタイトルにもしているのですが、
筆者はなんと毎年、転職活動をしているそうです!
しかし、私が感じたその本質は
常に自分の価値を見極めることだと思いました。
会社とフェアな関係を築き、自分のスキルや価値を高め続けるために
「転職」という選択を排除してはいけないというのがメッセージだと思います。
実際に転職を12回している筆者だからこそ語れる
転職に関するさまざまなストーリーが説明されていました。
「辞めた会社に再就職する」というのは、一見すると不思議な感じですが
説明を読んでいると「むしろそれって会社にも自分にもWin-Winじゃん!」と思えました!
「ギブし続けること」の大切さがわかる重要な解説の1つです!
AI時代の働き方
これから到来するAI時代。
多くのところでその時代の生き方について語られていますが、
尾原さんの働き方のヒントはすごく参考になるし実践的です。
グーグルと楽天の両方で働いた経験がある尾原さん。
その二者を比較してこれからの時代は
「楽天的な働き方」が重要だと指摘されています。
この説明は尾原さんにしかできないですね!
しかし、間違えて欲しくないのですが、
グーグルの働き方が悪いというわけではありません。
むしろ本書ではグーグルの働き方の参考にすべきところも
びっしりとまとめられています!!!
では楽天のどういうところがポイントなのか、
なぜ楽天はすごいのかの説明は圧巻でした!
とても勉強になります。
ほかにもいろんな生き方のノウハウが詰まっていてました。
「スキルからエクスパティーズトネットワークへ」は、
ざっくり「スキルが大切だ」というところよりも
一歩先のレベルになるために必要だと感じましたし、
「検索ワードをもって生きる」はすぐ取り入れようと思いました。
最後の章は即試せるようなヒントがたくさんあり
山ほど本にマーカーが入っています(笑)
まとめ
前作「モチベーション革命」もつい最近読んだのですが、
それとは違った良さがこの本にはたくさんありました。
「どこでも誰とでも働ける」は実践的だと感じました!
「モチベーション革命」:理論編
「どこでも誰とでも働ける」:実践編
個人的にはそんな感覚です。
この本は、ぼくがみなさんにギブできる最大のもので、
いちばんギブすることをためらっていたものです。
書籍化したくださり本当に有り難うございました!
「生き方」や「働き方」のヒントが満載でした!
この本は何度も読み返すだろうなと感じました!!!
前作「モチベーション革命」の記事もありますので、こちらもぜひ読んでみてください!
www.inoichan.com